でた〜!食物繊維のチカラ!
お腹スッキリ!気分爽快!!
便秘には突然起こる急性のものと、慢性のものとがあります
ダイエットを始めたことなどをキッカケに、食事の量が急に減ったり、摂取する水分量が不足すると起こるのが一過性単純性便秘。女性の場合、妊娠したり生理前になることもある便秘です。精神的なストレスや緊張によってももたらされ、仕事や生活環境の変化、恋愛などが起因しても起こります。
一過性の便秘なので、原因を取り除くことができれば便秘は解消されます。
症候性便秘は病気や疾患が原因で起こる便秘で、「器質性便秘」とも呼ばれます。一例として、腸閉塞を起こして腸管が詰まった場合、腸捻転(ちょうねんてん)で腸がねじれてしまった場合などが原因で起こる便秘です。
症候性便秘は激しい腹痛や吐き気を伴うことが多くみられます。
「機能性便秘」とも呼ばれ、腸の機能が何らかの原因で低下したために起こる便秘。便秘の中でも、最も多くの方に見られるものです。便秘を引き起こす原因の違いによって、3種類に大別されます。
■結腸性便秘
腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱くて、便を押し出す力が不足するために起こる便秘で、弛緩性便秘とも呼ばれます。このタイプの便秘は高齢者に多く見られる傾向があります。若い方でも、普通の人よりも腸が長く、下に垂れているような体質の場合は起こしやすくなる便秘です。女性の方で、お産を繰り返して腹筋が弛緩しているような場合も起こしやすい便秘です。
■直腸性便秘
トイレに行きたいと感じたときに、排泄を我慢する癖のある人は要注意の便秘。直腸性便秘は直腸の神経が鈍くなって、便意を感じられなくなるために起こる便秘です。便意を感じたのに時間に余裕がないなどとトイレを我慢すると、次第に腸の感覚は鈍くなって便意を感じづらくなります。この結果起こる便秘で、結腸性便秘と合わせて起こることもよくある便秘です。
■けいれん性便秘
けいれん性便秘とは、結腸性便秘の逆のパターンで、腸の蠕動運動が強すぎるために、何らかの原因がきっかけとなってけいれんを起こし、腸のところどころがくびれて狭くなり、結果として便が通りづらくなるために起こる便秘です。
精神的なストレスや緊張、心理的なものが原因となって起こることが多い便秘です。腹痛を伴い、食事の直後に痛むことがよくあります。便意はとても強いのですが、なかなか便が出ず、トイレを出たあとも残便感があります。場合によっては便秘と下痢を繰り返す方もいらっしゃいます。
急性の便秘とおなじく、何らかの病気(大腸の病気の場合がほとんどを占めます)が原因となって起こる便秘。
主なものとして、大腸がん、大腸ポリープなどで、腫瘍やポリープが腸管を狭くするために便秘が起こるケースが挙げられます。大腸以外の病気では、肝臓がんやすい臓がんが挙げられ、肝臓やすい臓にできた腫瘍が腸を圧迫し、便秘を招くというものです。
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